12.24.13:00 性の心秘評論! |
胃や腸と同じ臓器である脳は、記録媒体です。
AさんとBさんが、街を歩いていて、色白の女性とすれ違いました。
AさんとBさんは、女性の白い肌を見て、記録します。
白い肌に性的価値を持っているか、持っていないかは、
心の中の性的欲望の仕事です。
ですから、同じ人間として同じ脳である、
AさんBさんの脳が記録したものの、
女性の白い肌に性的価値をもっているAさんの性的欲望は、
それを再生し興奮しますが、
小麦色の肌が好きなBさんは、それを記録はしてあるが、
再生する事はありません。
これが内面心理と脳の違いです。
あなたは何故、そのような性的妄想をしているのでしょう?
何故、その妄想で性的興奮しているのでしょう?
五感による、物理的記録媒体としての脳の機能は、
これ等の事をしていません。
脳は記録する。記録したものに価値を与えるのが、心理・心です。
白い肌に性的価値を持ち、それを思い出し、肉体的接触を妄想し、
肉体に性的興奮状態が表現されます。
ホルモン、心拍、血流の変化は性的欲望の望みであり、
それをキープし持続させ、われを忘れた状態を作り出します。
それは、射精まで続きます。性的欲望の最終目的は射精ですから、
それが済めば性的興奮も終わります。
あなたは、「何、偉そうな事をいってるんだ!」 と怒りますが、
どのような心理的しくみで怒る事になっているか、分かりますか?
シナプスとか微電流とかホルモンとか、
それはあくまでも怒りの肉体的表現のスイッチ・
レバーです。
肉体は、物理的反応体ですが、私たちの精神は、
この肉体に浸透しています。
肉体に精神が生きているのです。
ですから、生命とは、精神浸透体であり、全ての命がそうなのです。
それゆえ、小さな命にも、
痛み、苦しみ、悲しみ、恐怖が存在するのです。
おぞましい、恐ろしい事をされて、
無垢な命が痛くないはずが無いでしょう。
またひどい目に遭わされるのではないかと恐怖を持つのは、
当たり前の事です。
何も悪い事をした覚えが無いのに、痛いめに遭わされる事に
悲しみの声をあげるのは当然の事です。
他者の痛みが分かるようになる事が進化です。ですから
優れた人物というのは、命に対する差別をしません。
臓器としての脳は、私達もゲーテも同じものです。
違うのは、内面心理です。
ゲーテの内面心理は、
人間をこのように認識した。
人生をこのように認識した。
社会をこのように認識した。
世界をこのように認識した。
宇宙をこのように認識した。
生命をこのように認識した。
その精神・心が、
私達と同じ脳を使いファウストを書いたのです。
PSKに、
『貴方は何故その性的妄想で、性的興奮しているのか?』
と、尋ねたことがあったが、覚えている???????
そしてその答えは分かった????????????????????????
答え!!!
それは性的興奮できる、性的妄想をしているから ・ ・ ・・ ・ ・
性的興奮できる性的妄想は人によって違うが、
何
故
?
ローティーンの頃、興奮してた性的妄想は、
中年以降、どうなった?
更に醜く、変形下降したでしょう?
それは何故?
それは性的興奮の最終目的は射精であり、
生殖というニュートラルな行為に、
快楽というマイナスな価値を与えた為、
射精は快楽となった。
快楽である射精に行き着く為の妄想も、
マイナスでなければならないので、
貴方がより快楽を得る為にはマイナスの妄想、
より醜く、より汚く、よりおぞましく、
より破壊的で、残虐で、残酷で、
愛と真心と優しさから離れていく事に
快楽を得るしか有り得ない肉欲の愚かさに気づかず今日も、
自己逃避の快楽に逃げ込み、よりマイナスに下降しているから。
これは般若理趣経であり、ケミヤ(khemet)である。
秋田で以前、我が子と、その友達を殺した女のように、
快楽に逃げれば逃げるほど、慈愛の心は無くなる。
何故なら、作用・反作用だからである。
快楽が何故マイナスか・・・?
それは、紙面変質者である貴方が
意識的に生きていれば分る事だが、
射精・快楽の後の虚しさ・惨めさ・儚さ・・・
これこそが快楽の正体であり、
我々の本質である良心の正しい認識である。
心を、精神をむなしく、はかなく、みじめにさせる快楽は、
マイナスの中のマイナスである。
魂として、本質として生きる事は、
虚しさ・惨めさからの脱却である。
心理的エントロピーとは、
愚かな性的退廃者が出没し、
その愚かな影響を受けた肉欲を同一視する人物が増え始め、
性的退廃者の誤魔化し表現を受け入れる愚者が増えていき、
人々の性に対する認識が歪められ、
当たり前の風潮になり、
社会が退廃していく様をいう!
肥大化・複雑化した欲望の持ち主の心はどうなっているでしょう・・・。
こうなっています。
欲望が多いほど多層的です。
人によっては、10層から20層になっています。
ひとつの自己欺瞞を暴いても、
もうひとつの自己偽善が出てくる。
その偽善性を暴くと、
本当の事を知る事から逃げる自己逃避が現れ、
その奥に悲しみと絶望、
それを忘れる為の残虐性我があり、
性的欲望の隣にいます。
人生の辛さから逃げ…
生きる悲しみから逃げ…
心の中を見つめる事から逃げ…
心の中のおぞましさから逃げ…
無垢な命達を苦しめる事は、
決して許されない事だということを
これからも書き続け、書き連ね、
貫き続けましょう・・・
国の偉大さ、道徳的発展は、
その国における動物の扱い方でわかる。
マハトマ・ガンジー
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