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03.30.13:15 レオノーレ 5 ・16 ホスピス・・・2012年4月 |
父は、浴びるように飲んだ酒を40歳でやめ、煙草だけは吸っていましたが、6●歳で、
肝臓癌で、苦しみながら死にました。
母は、酒も煙草も全くやらず、7●歳で、肝臓癌で、それほど苦しむ事も無く、安らかに死にました。
私も母と同じで、酒も煙草もやりませんが、肝臓がんで死んで、あの世で、「 やっぱり家族って
似るもんだね!みんな同じ肝臓癌だもんね!」と、話したいと思っています。
< 生きざまは、死様 !>というお言葉を、然る高名な先生のお話で聞きましたが、
私も黒権黒企も全て、死亡宣告を受けている身ですから、最期が必ず来ます。
終末医療は、大変重要です。
延命措置を施しても、死ぬのは間違いないのですから・・・・・・・。
『 ホスピスが、山梨にいくつもあれば・・・・・・・』 と、本当に思います。
緑と清流と、清々しい風。
素晴らしい環境の中で、お茶目な猫ちゃん、優しいワンちゃん、可愛いウサギちゃんたちと
触れ合い、この世の最期を迎えるのは、なんと素晴らしい事でしょう。
無駄な延命措置は行わず、一日一日を噛み締めるように、ふさふさで柔らかい、温かな命たちを
抱きしめ、愛おしむ。
これこそが、純粋無垢な命たち の務めであり、私たちと共に生きる小さな弟・妹たちの務めです。
私が悲しみの中で沈んでいる時、森へ散策に行きました。
そこで初めて、子鹿のバンビを見ました。 お母さんと一緒でした。
小雨にぬれ、新緑の中にたたずんでいました。
美しい絵画のようでした。
もし、緑豊かな山梨の自然の中、森で生きる鹿たちと触れ合うことが出来る環境の中に
ホスピスがあるのなら、私はぜひ、そこのホスピスに入所して、そこで死にたいと思います。
自分の人生の場面を出来るだけたくさん、出来るだけ素直に思い出し、この人生の幕を引く
作業をしたいと思います。
そんな時、鹿の親子と遇ったなら、『この小雨ならいいけど、台風の時はどうしているんだろう?』
『 大雪が降ったら、あの子鹿はもう、身動きできなくなってしまうだろう・・・・?』
そういえば以前、命に優しかった●●さんで、<冬に雪で動けなくなった鹿が餓死する>という記事を
読んだことを 思い出し、『私は 死を前に、どう思うのだろう ?』
死を前に私の心は、澄んでいく。
澄んだ心で思うことは、《 私たちはひとつの大きな命である 》 ということかもしれません ・・・
私は純粋無垢な命の悲しみを無くしたい ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

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